市道桝沢橋線(桝沢橋)橋梁詳細設計
平成23年度 盛岡市役所
建設コンサルタント部門
橋梁形式
上部工形式:2径間連続鋼・コンクリート合成床版橋
下部工形式:逆T式橋台、小判形壁式橋脚
基礎形式 :杭基礎(場所打ち杭 φ1500)
業務概要
桝沢橋は、好摩駅から北東約2kmに位置し、北上川を横架する国道4号線沿いに架かる橋梁で、巻堀と好摩を結ぶ重要な生活道路である。
旧橋は、昭和32年3月に竣工した橋長84.00m、幅員4.45mの上部工型式6径間単純RCT桁橋で、下部工は、重力式橋台(直接基礎)、小判形壁式橋脚(ケーソン基礎)の完成以来59年経過した橋梁であったが、近年の交通量の増大と大型化により老朽化が激しく、橋脚の洗掘が著しく、また、幅員が狭く、すれ違いが出来ない橋梁であり、歩行者、自転車の通行には危険な橋梁であったことから盛岡市と旧玉山村との合併に伴う新市建設計画に位置づけを行い架け替えとなったものである。
新桝沢橋は、経済性、構造性、施工性及び周辺状況や環境等を総合的に検討した結果、上部工型式2径間連続鋼・コンクリート合成床版橋の橋長57.30m、幅員=車道7.00m+歩道2.50mの橋梁で平成28年1月に完成したものである。